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るみ子さんからの絵手紙

るみ子さんは、絵の先生です。

めったにお会いすることはないのですが

もう長〜いおつきあいで、とても良い関係。

私の新聞連載の挿絵を描いていただいたこともあります。

で、私の連載(断続的なシリーズもの)が始まると、

すぐに絵手紙でエールを送ってくれます。

 

るみ子さんからの絵手紙は、

ひと目でるみ子さんからと分かる、完成度の高い洗練された作品。

個性的な絵と文字が混然と調和している楽しいものです。

 

モチーフはるみ子さんちの犬や猫が多いですね。

暑さにぐったりしたワンコ、ストーブの前で丸まっている猫。

それから、カラスやスズメ、ふくろう。

季節ものの鯉のぼり、ホウヅキや桜・・

人間の日常の中に溶け込んだ可愛い動物や植物たちです。

 

今回は、水族館の人気者、チンアナゴの絵でした。

 

 

るみ子さん 001 (2).jpg

 

 

いつぞやの連載開始時に送っていただいたのは

だらけて寝ているミーさんの絵でした。

絵手紙は全部大事に保管しています。

 

 

るみ子さん 001 (3).jpg

 

 

 

 

 

author:波多江伸子, category:日記, 00:52
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生き返った猫メロン

晴れ 残暑お見舞い申し上げます

 

お盆を過ぎても、相変わらずの暑さですね。

気がつけば、3か月近くブログ更新をお休みしていました。

香川うどんが心配してメールをくれましたが

無事生きておりますよ。ありがとう。

7月にひどい夏風邪を引いて

ひと月近く寝たり起きたりしてはいましたが。

おかげさまで、今は元気で、夜更かしできるまで

回復しました。

 

猫 

この暑い中、テラスで寝ていた

16歳になる老猫メロンが、

ヨダレを流しながら家の中に入ってきて倒れました。

お盆休みで休診中の動物病院に

無理を言って診察してもらうと

熱中症とのこと。猫でも年を取ると熱中症になるのですね。

16歳というと人間の80歳に近いと思います。

高熱があったので

解熱剤と水分・電解質補給の注射。

身体を冷やしつつ家に連れ帰ったのですが

回復しません。

クーラーのある涼しい部屋を避けて、

暑い暗がりに入りこみ、身体を冷やそうとしても嫌がり

猫用ポカリを飲まそうにも口も空けず

その後3日間、じっと寝ていました。

飲まず食わずで、トイレにも行かず、

目も開けず、息も細く、今にも死にそうです。

「強運のメロンも今回はもうダメかもね。

何しろトシだから」と、

家族で毎晩、夜中まで付き添いつつ、お別れの覚悟をしていたら、

3日目の明け方、トイレに起きた夫の足元にやってきて

「にゃ〜ん」と鳴いたとか。

よろめきつつ水を飲み、「わ、生き返った!」と喜ぶ息子に撫でられて

ゴロゴロ喉を鳴らしています。

まず猫用のスープを飲み、次は柔らかい猫缶を食べ

その次はカリカリのキャットフードを要求し、

今ではもう、すっかり回復し、

倒れる前より若返って、上機嫌なキラキラした目で

猫じゃらしで遊んでいます。

何と言う生命力の強さでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:健康

author:波多江伸子, category:犬猫話, 01:29
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別府 野口病院にて
先週、別府へ出かけました。
この度の阿蘇熊本地震の影響なのか
インターの入り口の道路には亀裂が入っていて補修工事中。
片側通行になっています。
湯の町ですからもちろん温泉にも入りましたが、
この小旅行の目的は甲状腺疾患の専門病院・野口病院での受診です。

野口病院IMGP0604 (003).jpg

33歳の時、帝王切開で出産したのですが、
術前の検査で甲状腺がんが見つかり、
分娩後2か月ほどで亜全摘の手術をしました。
転移したリンパ節が反回神経を巻き込んでいたため
神経ごと切除して、以後、声が出にくくなり
いまだに苦労しています。

最初の手術から20年後、53歳の時に局所再発し
野口病院で甲状腺全摘手術をしました。
その後は福岡の内分泌専門クリニックで
甲状腺ホルモン剤を処方してもらいつつ
ずっと経過観察していたのですが
5月上旬の検査で、
術後初めてサイログロブリン値が急な上昇を示しました。

サイログロブリンは甲状腺の腫瘍や炎症に
特異的に反応する腫瘍マーカーです。
前立腺がん治療後のPSA値と一緒で、
甲状腺全摘をした場合は、
腫瘍マーカーはゼロに近い数字で推移するずなので
基準値内でも上昇すると再発が疑われます。
術後の再発指標としては大変感度の良いものです。
そのサイログロブリンが急に高値になり
再々発か肺転移が疑われる数値ということで
ドクターから野口病院での受診を強く勧められました。
紹介状を書いてもらい、すぐに別府へ向かいました。

まあ再々発でも肺転移でも、相手は甲状腺乳頭癌なので
そう慌てることはありません。
が、今回は、同じ日に夫が、前立腺がんと診断されてしまいました。
こちらは細胞検査での確定診断です。
夫婦で同時にがん治療というのはちょっとマズいので
私の方だけでも早くシロだと確認しておきたい・・
そんな感じの受診です。

とは言っても、ふたりとも気分的には何の問題もなく、
久しぶりの別府の湯を楽しみました。
いい湯だと思うんですよね。ここの泉質。

野口病院は大正時代からある甲状腺専門病院です。
私が入院していた頃は、赤い三角屋根のレトロな建物でしたが
3年前に近くに新病棟が建設されて移転しています。
別府公園の向い側、鶴見岳を仰ぐ眺めの良い広い敷地です。
内装もシックで暖かい感じ。病棟も病院っぽくありません。

IMG_2394.JPG

下は、旧病院の赤い三角屋根。風情のある建物です。
別府の観光ルートにも入っていて、今もJR別府駅近くに
そのまま保存されています。



さて、肝心の検査結果ですが
幸いなことに、再発も転移もありませんでした。
15年前に執刀してくださった内野眞也先生に診ていただいたのですが
私の場合、全摘手術をしたけれど、術後の放射線治療をしていないので
多少の甲状腺の細胞は残っており、
その場合は一過性にサイログロブリンが上がることもありうるとのこと。
多分大丈夫でしょうけど・・と言われながら
頸部エコーや肺のCT検査を受け、再発や肺転移がないことを確認しました。
今後も引き続き経過観察ということで、かかりつけクリニックへの返書を
書いていただきました。
「良かったですね」と喜んでくださる旧知の先生。ホッと一安心の夫。
私もかつて、こちらの病院で医学研究の倫理審査に携わっていたことがあります。
内野先生と、遺伝性の甲状腺がんや甲状腺未分化がんのケアの話など
研究や医療に関する積もる話に花が咲きました。

あとは、夫の前立腺がんの最終的な検査結果を待って
今後の治療をどうするか決めなくてはなりません。
慌てず、じっくり、本人の希望に沿った治療を
一緒に検討したいと思います。







 
author:波多江伸子, category:がんの話, 00:45
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家族写真

家族3人で写真を撮るのは、何年ぶりだろう。
子供の頃から写真嫌いで、
カメラを構えると逃げ回る息子を
引っ立てて写真館へ行く。
夫の73歳の誕生日。
いつまでも家族3人一緒にいられるわけではない。
ときどき、こういう改まった写真を撮るのも良いものだ。

波多江ファミリー平成28年4月 001.jpg
author:波多江伸子, category:日記, 00:07
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「スポットライト~世紀のスクープ」
久しぶりにテレビではなく、映画館で映画を観ました。
「スポットライト〜世紀のスクープ」
有楽町かな?日比谷かな?の東宝シネマズ。
前から2番目の席で、
なんとも不自然な仰向けの格好で観ました。
GW入りした東京は、抜けるような快晴なのに、
なぜか突風でまっすぐ歩けないくらいでした。



福岡でも上映している映画を
わざわざ東京で観るのもナンですが、
時間はたっぷりあるし
人混みの中で買い物するのは趣味じゃないし
映画館なら居眠りもできるし・・で、チケットを買ったところが
大入り満員で最前列と2列目しか空いていませんでした。
見渡したところ我々夫婦も含めて高齢者が多いようです。
シニア割引がありますからね。
バッグの中には常備のお茶と飴玉のほかに
モーラステープが入っていたので、首が痛くなる前に
予防的措置としてシップ薬を貼り
長時間の不自然な姿勢に備えました。



本年度のアカデミー作品賞と脚本賞を受賞したというこの映画。
ボストンの街のカトリック教会聖職者たちによる児童性的虐待と
それをスクープしたボストン・グローブ新聞社の記者たちの
決死の活躍を描いた実話に基づく作品です。
この新聞報道をきっかけに世界中の町で
聖職者たちの児童への性的虐待が発覚し
ついには責任問題という形で
前代未聞のローマ法王の生前退位にまで類が及んだ
世紀のスキャンダル。
スポットライトと言うタイトルは、
この新聞社の「調査報道」部門の名称です。
政府や警察が発表する「大本営発表」ではなく
自前の調査報道で巨悪を暴くという、
新聞記者ならぜひともやってみたい正義の味方的任務です。
(身の危険もありそうですが)
日本でも大手新聞社は調査報道部門を持っていて
以前、私もその取材を見せてもらったことがあります。
不正の存在の仮説を立て(相手は公権力や大企業など
社会的影響の大きな公益性の高いところ)、
狙い定めた問題に関する裁判記録や会議記録などを
手分けしてこつこつ調べ、関係者を洗いだして独自に取材し
証拠を固めて社会に巣くう巨悪に迫る。
他社に悟られないように内密に動き
タイミングを見計らって特ダネとして新聞一面に大きく掲載する。
スポットライトの記者たちは、かつて性的虐待を受けた子供たち、
〜今では大人になり、子供時代の辛い記憶を思いだしたくない人々を
説得し真実を聞き出す。枢機卿からは調査を牽制され
街の顔役からは止められ、折しもNYの同時多発テロと重なり・・
数々の妨害やアクシデントを乗り越え、
ついにスキャンダラスな見出しが紙面第一面に躍ったのです。

ですが、個人的な感想を言えば
アカデミー賞2部門を受賞したという割には
平凡な作品だと思います。
新聞記者たちが走り回る様子には緊迫感がありませんし
調査チームの記者たちのセリフも類型的。
実話なので、結末が分かっているという難点もありますが
なにより日本人の私たちには、世界の隅々にまで
血管のように張り巡らされたカトリック教会の強大さを
肌身で感じることができないということもあり、
観終わって興奮冷めやらぬ、という気分には到底なれず
なにかしら中途半端な気分で劇場を後にしたのでした。
伝統的で巨大な組織には必ず腐敗した部分がありますしね。
男子児童に性的虐待を加えた神父たちを診た精神科医(心理療法士?)の
「彼らの精神年齢はいずれも12〜3歳くらいでした」との言葉が
最も印象に残りました。
子供の頃から修道院に入り、生涯独身で過ごし
若いうちから地域の人々に敬われる聖職者の役割の怖さを感じた次第。
医者や教師など「先生」と呼ばれる職業の人も
大人として十分に成熟する機会を持たないまま
ある種の権力を持ってしまう。怖いことです。
・・な〜んてことを、映画館の隣の中国料理店で食事しながら
連れ合いと話し合ったことでした。
中国語が飛び交う店内で食べた800円くらいの八宝菜定食が
びっくりするほど美味しかったです。


























 
author:波多江伸子, category:映画の話, 19:22
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